日本プロ野球、伝説に残る選手列伝~長嶋茂雄から大谷翔平まで

プロ野球界に語り継がれる伝説の選手を紹介しています。ミスタープロ野球・長嶋茂雄から、最新の大谷翔平まで。プロ野球選手、皆おもしろい!

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鳥谷敬~華麗なるプレー虎のキャプテン

      2019/05/07

鳥谷 敬(とりたに たかし 1981年6月26日~)

早稲田大学時代は早々たる顔ぶれの中、中心選手として活躍。特にヤクルトに入団した青木と鳥谷の打撃センスは頭一つ抜けた存在でした。早稲田大学2年の時に三冠王に輝いており打撃センスは当時からプロが注目する選手でした。

六大学野球

阪神に入団し、1年目の開幕戦でスタメンを勝ち取るも、成績不振で僅か5試合で代打要員に回ってしまいます。後半戦は再びスタメンで殆ど使われ成績をある程度残しますが、しかし、阪神が期待した程の成績ではありませんでした。

鳥谷敬の守備力は非常に定評がありセリーグのショートの中では井端と1・2を争う守備能力でした。また俊足選手でしたが盗塁を余りしない選手でもありました。最高盗塁数は2011年の16盗塁です。盗塁は足が速いだけでは、出来るものでは無く、盗塁技術が必要です。盗塁技術は、相手投手のクィックモーション等の投手の癖をしっかりと見破らないといけません。盗塁王に輝く選手は全ての選手がメチャクチャ足が速いと言う訳ではありません。

西武で4年連続盗塁王に輝いた現巨人の片岡は、

『自分は足がメチャクチャ速い訳ではない。盗塁は感覚でしています』

と語っています。

4年連続盗塁王が明かした事実。確かに福本豊も足はメチャクチャ速くはないと言っていたのをおもいだしました。
鳥谷敬も盗塁技術を見につければ1年間で30盗塁は軽々出来そうなプレイヤーです。阪神には赤星と言うスピードスターがいました。赤星は足の速い選手でしたが、鳥谷はセンスで盗塁数を伸ばす事が出来ます。

2年目から全試合出場を果たしており、その中でも注目すべきはフォアボールの数。2011年~2013年まで3年連続で最多四球を選び2013年には大台の100を超える104個の四球を選びました。選球眼が良くぎりぎりまでボールから目を切らない為フォアボールが多く取れます。際どい球はファールでカットしてカウントを有利に持って行きます。

そんな鳥谷敬もFA権を行使し、メジャー挑戦が現実味を帯びてきましたと思いましたが、条件面で難航し、阪神に残留。

2015年も3年連続6度目のベストナインと若林忠志賞を受賞の活躍。年俸4億円でサインしています。

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