日本プロ野球、伝説に残る選手列伝~長嶋茂雄から大谷翔平まで

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小笠原道大~ここまで統一球に泣かされた打者はいない

      2019/05/07

小笠原 道大(おがさわら みちひろ 1973年10月25日~ )

プレースタイルはとにかくフルスイングが持ち味。ミスター張りの空振りした際にヘルメットが落ちる豪快なスイングが持ち味。守備力にも定評があり、攻守ともに1流の選手。首位打者2回・ホームラン王1回・打点王1回。打者としては輝かしい実績を誇る。2006年オフFA権を行使し巨人に移籍。

日ハム時代からシャープな打撃と長打力には定評がありまた、迷いの無い豪快なスイングでファンを沸かせてきたスタープレイヤー。毎年打率は3割をキープし、ホームランも30本以上を放つ看板選手。日ハム時代は広い札幌ドームでもしっかり結果を残すなど日本を打表するスラッガー。

強打者のバット

巨人に移籍してからもキチンと3割30本はクリアしていた小笠原道大。しかし思いもよらない落とし穴が待っていました。誰もが予想が出来ない程、小笠原道大は不振に陥ります。しかし他の選手はそれ程成績が下がってはいないのに小笠原道大だけが成績が急降下。複数年契約を結んでいた為、年俸はさがりませんが、それでも本人はかなりの焦りを感じた筈です。

その小笠原道大のプロ野球人生を変えたと言っても過言ではないのが統一球の導入。ホームランの数が全体的に減ります。しかし、西武の中村剛也選手だけは一人40本以上のホームランを放ちます。その一方で小笠原道大の打球はフェンス手前で失速し外野フライが多くなります。また強引に引っ張る打球が多くなりチャンスでセカンドゴロゲッツーが多くなり、完全にガッツの姿は無くなっていました。

ここまで統一球に泣かされた打者は小笠原道大ただ一人でしょう。ボールが変っただけで成績がこんなにも変わるとは想像できませんでした。ホームランが減るのは予測できましたが打率をここまで落とすのは予想外でした。ヒットを狙いにいってもタイミングが合わずもう完全にバッティングホームがバラバラでしたね。

気が付けば代打要員そして中日への移籍。中日では代打の切り札として貴重な存在。打数は大幅に減ったものの先ず先ず新天地で結果を残したと思います。

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