日本プロ野球、伝説に残る選手列伝~長嶋茂雄から大谷翔平まで

プロ野球界に語り継がれる伝説の選手を紹介しています。ミスタープロ野球・長嶋茂雄から、最新の大谷翔平まで。プロ野球選手、皆おもしろい!

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秋山幸二~「メジャーに一番近い」と言われた男

      2019/05/07

秋山 幸二(あきやま こうじ 1962年4月6日~)

秋山幸二は有数の高い身体能力を持つ選手。
強肩強打の外野手として活躍守備範囲がとても広く、センターに飛んだ打球はヒットコースもアウトにしてしまう程守備範囲が広い。
また、肩も非常に強くセンター前ヒットではセカンドランナーが中々帰って来れない程の強肩でした。

花粉症を持っており3月と4月は例年成績が良く無く、5月から急に成績が良くなる事から【ミスターメイ】と言う異名をとりました。

長打力があり俊足の打者である程度アベレージも残せるバッター。3割30本30盗塁の「トリプルスリー」を史上5番目に達成しています。

西武ファンからの人気は非常に高く、サヨナラホームランを放つとバク宙ホームインのパフォーマンスが人気に更に拍車をかけました。

西武戦

現役時代3度の野球留学を行っており、その際メジャー関係者から高い評価を得ていたといいます。

当時同僚だったデストラーデは、

「秋山なら、メジャーのどの球団でも通用する。日本球界で一番メジャーに近い」

と秋山の潜在能力を高く評価していたことも有名です。

秋山自身はメジャーに対する意識は当時は特になく日本球界に専念。その結果、1987年にホームラン王、1990年に盗塁王を獲得。
通算400本塁打以上でホームラン王と盗塁王を獲得したのは2リーグ制になってからは、秋山幸二だけです。

当時の西武は清原和博が入団してきて、打順は3番秋山・4番清原5番外国人と言う並びでAK砲として鳴らしました。
秋山は9年連続30本塁打以上のパリーグ記録を保持。この記録は未だに破られていません。
中々30本を1年間で打つのは長距離砲でも難しいです。それを9年連続を涼しい顔で達成した秋山幸二。

福岡ソフトバンクに移籍してからも活躍し、その後引退。そんな時、秋山幸二に講演の依頼がきます。
しかし、主催者は数学者の秋山仁を講演に招いたつもりだった所、秋山違いで、秋山幸二が現れ、驚きましたが秋山に事情を説明し、講演を依頼。
秋山は快諾し私と野球と言う内容で講演を行いました。ソフトバンクの中心選手だった秋山幸二の登場に講演を見に来た学生等は喜んでいたと言う。

その後ソフトバンクの監督を務め6年で2度の日本一に輝き、2014年勇退。

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